※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

北海道に移住するなら車は寒冷地仕様でないとだめ?標準仕様車に後付けができるかについても

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

スポンサーリンク

自然が豊か!食べ物が美味しい!そんな北海道へ移住を考えている方が真っ先に考えるのが冬の季節のこと。

冬はどれくらい寒いんだろう?雪ってどのくらい降るの?

冬も車の運転ってできるの?本州で使っている車をそのまま使っても大丈夫?

そんなふうに思っている方向けに、この記事では車を寒冷地仕様にする必要性や無駄に新しい寒冷地仕様の車を買わなくてもすむよということを書いています。

北海道に30年以上住んでいる筆者が、移住される方の役に立つ情報を盛り込みました!

もくじ

北海道に移住するなら車は必需品

まず、北海道に住むのなら、車は必ず必要なのかということ。

札幌市のように交通機関が充実している都市に住むのであれば、車は絶対に必要!というわけではありません。車をもたずに生活している人もたくさんいます。

北海道の観光地である小樽市だったり、函館市だったり、富良野市だったりは中心部の札幌からの交通機関が多く運行しています。

とはいえ、一歩隣の町へ移動したいという時や色々な場所を見てまわりたいという場合は、移動距離も長いため車がある方が便利です。

そもそも電車が通っていないところもありますし、バスがあっても1〜3時間間隔というのがざらです。

せっかく北海道に来たんだから自然豊かな色々なところに出かけてみたいですよね。

北海道に30年以上住んでいて思いますが、田舎に行けば行くほど移動手段として車は必要になります。

では、北海道で車を所有するとなるとやはり寒冷地仕様のものでないとダメなのでしょうか?

車は寒冷地仕様でないとだめ?

寒冷地仕様車が標準仕様の車よりも強化されているのは

  • バッテリー容量
  • 発電機
  • ワイパーモーター
  • リアデフォッガー
  • ECU(エンジンを制御するコンピューター)の設定変更
  • ウィンドウウォッシャータンクの大容量化
  • ボディの防錆対策
  • ウェザーストリップ等、ゴム類の材質変更

他にもたくさんありますが、主な違いだけでもこれだけあります。

要するに、冬は氷点下に耐えられるバッテリーや発電機でなくては故障してしまう。ワイパーも冬仕様でないと雨よりも重い雪をかけない。

凍っている道路の滑り止めとして融雪剤の塩化カリウムがまかれるので車両の下回りの錆びをさらに防がないといけないということです。

車のメーカーによって寒冷地仕様が標準装備となっているものもあります。

ホンダ・マツダ・スバル・スズキの4WDは寒冷地仕様が標準装備です。ですので、寒冷地仕様に変えたりする必要はありません。

トヨタ、日産は標準仕様にオプションで寒冷地仕様をつけるという形になります。

もし、今乗っている車が標準仕様車でしたら、寒冷地仕様にした方が良いのですが、車なんてそんなに簡単に買い替えられるものでもないですよね。

今乗っている標準仕様車を寒冷地仕様に変更はできるのか気になるところ。後付けできるかまとめていきます!

標準仕様車に後付けは可能?

寒冷地仕様の車は標準仕様にオプションとしていろいろな機能が追加、強化されています。

ということは、寒冷地仕様に後付けが可能なんです。

以下の2点を寒冷地仕様にすれば、概ね北海道の冬でも使えるようになります。

  • バッテリーを大容量のものに交換する
  • 冷却水を凍らないように濃度の高いものに交換する

上記2点を寒冷地仕様にするにはいくらかかるのでしょうか。

装備内容によって価格も変わってきますが、だいたい20万〜30万円をみておくと良いでしょう。

移住者におすすめしたい北海道での必需品

さて、北海道では寒冷地仕様の車がなぜ必要なのか、標準仕様車を寒冷地仕様にできるのかということをお話ししてきましたが、北海道に住むのであればこれはあった方が良い!というものをご紹介します。

北海道の最近は、夏は普通に30度越えですし、本州の梅雨のような時期もあり、湿度も高い日が続くということもあります。

ですので、エアコンがあるお家が増えてきています。

また、雨ばかりで湿気がすごい!という時のために、除湿機もあると良いですね。

私の家も外に干せない時は洗濯物が乾かないので除湿機をフル稼働させてます。

そして、冬の雪問題。

雪が積もった時のための雪かきグッズやスノーブーツはもちろん、車のタイヤは必ずスタッドレスタイヤにします。冬の道路の路面はツルツルです!

夏用のタイヤでは滑って滑って事故を起こしてしまいます。

あとは、運転している間に吹雪で前が見えなくなり、立ち往生してしまうことがあります。

しかも悪い時には何時間も。

その間雪が降り積もるので車も埋まっていきます。

その時、マフラー周辺が雪で埋まってしまうと排気ガスが車内に逆流し、二酸化炭素中毒を起こす危険性があるんです。

ですので、立ち往生してしまったら、エンジンは切るようにしなければいけません。しかし、エンジンを切ってしまったら暖房が入らないので車内はどんどん冷えていきます。

そのために、車内に常備しておくと良いのが毛布や長靴、手袋、防寒着です。

あとはけん引ロープやスコップも必要になります。雪も止んできたから、車を走らせようとした時、タイヤが埋まってしまって前に進めないのです。

ですので、埋まってしまった時のために使うものも常備しておくと良いです。

タイヤチェーンは必要ないの?

北海道では降雪量が多いので除雪車による除雪が行われます。

そのため積もった雪の上を走る、というよりも凍結した路面の上を走ることの方が多いため凍った路面でも安全に走ることを想定して作られたスタッドレスタイヤが重要になります。

凍った路面をチェーンを装着して走ってしまうとせっかくのスタッドレスのメリットが台無し!

市街地で車を走行させる、という場合は基本的にチェーンを装着することはなく、スタッドレスでOK!です。

MEMO

北海道でも、山道を走行する場合はスタッドレスの上にチェーンを装着することがありますが、一般の交通量が多い道路ではチェーンの装着はしません。

最後に

今回の記事では、北海道に移住する場合、寒冷地仕様の車でなくてはいけないのかということについて

  • 寒冷地仕様と標準仕様の違いはたくさんある
  • 寒冷地仕様の車でないと北海道の冬は越せない
  • 標準仕様の車を寒冷地仕様に後付けでき、だいたい20〜30万円ほどでできる
  • 北海道に移住するなら、エアコン、除湿機、そして雪対策グッズは必需品

ということを紹介させていただきました。冬は寒くて雪が積もりますが、ウィンタースポーツができたり、ワカサギ釣りなんかもできて、楽しいこともたくさんあります!

なんと言っても、自然豊かで食べ物が美味しい!30年以上住んできて本当にそう思います。

ぜひ、移住のためにこの記事の情報がお役に立てれば嬉しいです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
もくじ