パルスイートって痩せそうだけど太るって本当?甘さを楽しみつつもカロリーや糖質をコントロールできない理由について!
テレビのCMでみかける味の素のパルスイート。
やまだ
パルスイートって太るっていう噂を聞くけど本当のところどうなの?
って聞かれることがあります。
砂糖の糖質をカットしつつも甘味を楽しめる!というのが商品のウリであるものの、実はパルスイートではカロリーや糖質をコントロールできないんじゃないか、という疑問も。
砂糖をやめてパルスイートにすればダイエットにも効果的だよね!って考えは危険です。
パルスイートという商品についてや、実は太る可能性があること、パルスイート以外でおすすめの商品があるかについても紹介していきます。
もくじ
パルスイートについて
パルスイートは味の素株式会社から販売されている同量の砂糖と比べて6割カロリーをカットした糖類ゼロの甘味料です。
味の素の商品サイトによれば砂糖と同等の甘さなら9割もカロリーをカットできるそうですよ!
パルスイート小さじ1杯(2.3g)約3.3kcalと、砂糖小さじ3杯(約9g)約35kcalが同じ甘さ。
単純に甘さ、という点だけでいえば砂糖をパルスイートにすれば摂取カロリーが1/10以下に抑えれることに!
甘さが同じでカロリーが抑えれる、というだけならパルスイートをおすすめしたいけれど、気軽におすすめできないのには理由があります!
パルスイートの危険性
パルスイートは糖類ゼロの甘味料ですが、摂取するうえで危険性を指摘されることがとても多い商品です。
それはなぜかというと、主な甘さがアミノ酸からできた甘味料アスパルテームだから!
アスパルテームって何?って思いますよね。アスパルテームは摂取してはいけない三大人工甘味料の一つとしてあげられる甘味料なんです。
摂ってはいけない三大人工甘味料
戦後の日本で砂糖に変わる代替品としてサッカリンが使用されていました。発がん性があるという噂が広まり、リスクについては否定されたものの悪いイメージが残ってしまいました。
そのサッカリンに代わる甘味料として使われるようになってきたのがいわゆる摂ってはいけない三大人工甘味料。
- アスパルテーム:砂糖の160~220倍の甘味
- アセスルファムK(カリウム):砂糖の200倍の甘味
- スクラロース:砂糖の600倍の甘味
砂糖の7000~13,000倍の甘味のあるネオテームという甘味料も!桁が違い過ぎて良くわからないかも・・・。
人工甘味料が悪者扱いされる理由
使い方次第で健康の助けをしてくれる人工甘味料ですが、
- ホルモンに影響を及ぼして体内に脂肪を蓄えてしまう
- 味覚を鈍らせてしまう
- 強い依存性がある
といった点で摂取しない方が良いとされています。
専門家や医師の中には人工甘味料は摂取するべからず!と危険物扱いしている方も少なくありません。
パルスイートは痩せるイメージ強いけど太る?
パルスイートは商品の種類によって違いますが、糖類ゼロ、カロリーゼロみたいなそんなイメージがあるので砂糖から代えれば痩せれそう、って思う人も多いはず。
でも実はパルスイートに代えることで太ってしまうことも!
パルスイートで太ってしまう理由は2つあります。
太る理由その①:ホルモンによる影響
パルスイートの主成分であるアスパルテームには膵臓から分泌されるホルモン(インスリン)の分泌を促進させる働きがあります。
インスリンには脂肪細胞に糖質を貯蔵する働きがあり、そのせいで体脂肪が増えることにつながります。
パルスイートを単体で摂取する、なんてことはまず考えられないですよね?
要はパルスイートとともに摂取する糖質が貯蔵され体脂肪が増加してしまいます。
太る理由その②:食欲を促進してしまう
インスリンが分泌すると血糖値が下がり空腹感が出てきてしまいます。
せっかく糖類ゼロでカロリーオフの飲み物、食べ物を摂取してもインスリンが分泌されることで血糖値が下がって必要以上に食べ過ぎてしまうことに。
甘さを楽しみつつもカロリーや糖質をコントロールできない理由
味の素の商品紹介ページでは
おいしい甘さを楽しみながら、カロリーや糖質をコントロールできます。
味の素
とあります。
俳優の神木隆之介さんが出演しているCMでフレンチトーストを作りながら神木さんが「なんでパルスイートにしないの?」と視聴者に問いかけています。
例えばフレンチトーストで使用する砂糖をパルスイートにしたところで
パンには糖質が含まれます。
糖質&カロリーカットできる!と謳ってしまうとたくさん食べても大丈夫!という思考が働いてしまい、砂糖の量が減っても小麦(パン)で摂取する糖質が増加。
結果的に砂糖で摂取する量が減っても糖質、カロリーを小麦で大量に摂取することになります。
パルスイートのCMはダイエット中の人や、糖尿病で甘いものを控えている人に誤解を与える、と私は考えています
甘さを楽しみつつ糖質もカロリーもコントロールするには?
本当にパルスイートを摂取して、しかも糖質もカロリーも減らすにはどうすれば良いのかな?
パルスイートを摂取しつつ糖質、カロリーコントロールには大豆粉がうってつけ!
スイーツに使われことが多いのが小麦粉ですが、それを大豆粉にするとかなり糖質、カロリーを減らすことが可能です。
小麦粉に比べて大豆粉は糖質は1/4程度なのに食物繊維は5倍!
大豆粉には良質なたんぱく質が含まれて、大豆イソフラボンも豊富なので女性にはその点でもメリットあり!セカンドミール効果もあるのでダイエット中の方にもGOODです♪
セカンドミール効果とは
その日最初に摂る食事が次の食後の血糖値を抑える効果のことで、食べ過ぎの予防に!
パルスイートに代わる代替商品について
良くも悪くもパルスイートって明るい面と暗い面を持った商品なのはなんとなくわかったと思います。
そもそも砂糖の代替商品って他にないのか?って疑問が湧くかと思いますが、もちろんありますよ!
サッカー元日本代表でFC東京に在籍している長友選手の専属料理人を務めたシェフが使っているラカントS。
ラカントSは糖質やカロリーを気にするアスリートの食事にかかわる人ならだいたい知っている商品です。
あの有名パティシエ鎧塚俊彦さんもラカントSを使ったヘルシースイーツを手掛けてますよ♪
↓ラカントSについてはコチラの記事で紹介しています!
まとめ
ダイエット中の人や糖尿病で甘いものを我慢している人にとってパルスイートは良さそうなイメージがあった人も多いのでは?
必ずしもパルスイートが悪いってわけではないんです。だって糖類、カロリーは抑えれるので。
痩せそうだけど太る可能性があるんだよ!ってことをしっかり理解した上で甘さを楽しみつつカロリーや糖質をコントロール手段としてどの甘味料をチョイスするか、が大事です!
ちょっと糖類、カロリーを気にしないといけない、そんな方はぜひ参考にしてみてください。
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