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サウナで血管の筋トレができるって本当?自律神経の名医が教える医学的に正しいサウナの入り方についても

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新型コロナウイルス感染症が感染拡大した2020年から少しずつブームが起こってきたサウナ。

体温を上げると免疫が高まる!というメリットもありコロナ禍の過ごし方としても注目されていますが、実は血管の筋トレにも効果があるとされています。

順天堂大学医学部教授で自律神経の名医でもある小林弘之先生もすすめるサウナ!

医師の立場から正しいサウナの入り方を著書の中で解説しています。

私も大好きなサウナでどうして血管が筋トレをできるのか、その理由と、医学的に正しいサウナの入り方を紹介します。

この記事はこんな方におすすめです!
  • 日常的にサウナを取り入れたいと考えている方
  • 健康目的で何か取り入れたいと考えている方
もくじ

サウナで健康に?そもそも健康とは?

サウナというと健康に良いのだろうか?と疑問に思ってしまうのは、サウナは暑さを我慢するものだと思っているからだと思います。

そもそも健康であることは、血流が良い状態のこと!

もっと簡単に言えば血流が良い人は健康である、ということです。サウナに入れば暑いからなんとなく血流が良くなりそうなイメージは容易に描けますよね!

血流が良くなるとはどういうことか簡単に解説していきますね。

酸素や栄養素を送るのが血流

身体をめぐる血液。その血液の流れが良いかどうかがどうして大事なのかというと、血液の中には酸素や栄養素が含まれているからです。

酸素や栄養素以外にも免疫細胞など免疫に関わる細胞が血液の中にあり、全身を巡っています。

そう!血流が悪いと酸素や栄養素、免疫細胞が必要な場所に必要な量を届けることができないのです。

身体を温めて血液循環を促進させるサウナが健康に良いとされているのは、血流が良いと酸素や栄養素、免疫細胞を必要な場所に行き届かすことができるという理由からです。

注意!

もちろん全ての人にとってサウナが健康に良いわけではありません

心臓に疾患がある方は医師に相談しましょう!

37兆個の細胞が健康であるには

免疫細胞が全身をめぐって病原体がいないかパトロールしてくれています。病原体に侵されている細胞があったら免疫細胞が排除してくれています。

免疫細胞以外のあらゆる細胞組織、生命活動を支えてくれているホルモンを全身に巡らせている、運んでくれているのも血液です。

つまり!37兆個全ての細胞が健康でいるために血流が良いことが必須条件です。

とにかく健康であるためには血流が大事!

サウナで血管の筋トレはできる?

主に血管は大きな血管である動脈と静脈、小さな血管の毛細血管の3つに分けられます。

血管を鍛えるには自律神経も鍛える必要がありますが、サウナには血管と自律神経を鍛える絶大な効果があります!

血管の筋トレには大きく分けて2種類あります!

食事を見直す

血管を鍛える一つ目として食事の見直しです。

  • 血管を傷つける高血圧を防ぐために、塩分摂取量を控える
  • 血管を柔らかくする効果のあるEPAやDHAが豊富なオメガ3系オイルを積極的にとる

など。

サウナで鍛える

サウナで体を温め、水風呂で冷やし、外気浴で体を冷やすを繰り返すことで全身の血流が促進されます。また自律神経にも適度に刺激を与えることできます。

その結果、自律神経、動脈、静脈、毛細血管のコンディションを向上させることが可能に!

サウナで血流を良くすれば、血管がしっかり鍛えられて、さらに血流が良くなっていきます。

血流が良くなることと、血管を鍛えることが相乗効果を生むので日々の習慣にすれば大きな健康効果が期待できます。

サウナで大きな血管を鍛える

空洞内の血液の流れを増やすことが大事!

大きな血管は外膜、中膜、内膜の3層構造になっています。

大きな血管(動脈)を鍛えることで、血管で起こる全ての血管のリスクと言われる動脈硬化を予防できます。

内皮細胞に血液を送り込むことが重要

動脈の血管の一番内側の内膜側面にある内皮細胞は自律神経とともに血管の司令塔として働く細胞組織で動脈のコンディションを決めるのにとても重要なものです。

サウナ→水風呂→外気浴

を繰り返して内皮細胞にどんどん血流を送り込めば血中に内皮細胞から一酸化窒素が豊富に分泌されてます。

一酸化窒素は何する?

内皮細胞から一酸化窒素が分泌されると平滑筋が緩んで血管が拡張(広がる)します。

一酸化窒素は血管を拡張させるだけでなく、やわらかくしなやかな状態に保ってくれます。他にも血管の炎症を抑える効果も!

血管が柔らかくしなやかに保てるので炎症も抑えられます。

内皮細胞にどんどん血流を送り込んで血中に内皮細胞から一酸化窒素が豊富に分泌されることで血管が拡張して、血管が固くゴワゴワとしたり厚くなるのを予防できます!

やまだ

結果、動脈硬化が原因で起こる血管のトラブルの回避につながるわけですね!

小さな血管も鍛えるれる?

サウナを習慣化することで細く、小さな血管である毛細血管のコンディションを良くする(鍛える)効果が大いに期待できると考えられています。

毛細血管の役割は?

動脈が酸素や栄養素を全身の細胞に送り届けて、その代わりに二酸化炭素と老廃物を回収して静脈に引き渡すという役割を毛細血管が担っています。

もちろん、毛細血管には免疫細胞やホルモンを運ぶ役割もあります。

毛細血管は衰えると新しい血管ができる!

毛細血管は衰えて使われなくなると今ある血管から新しい血管ができて新しく生まれ変わることができます。

毛細血管が新しく生まれ変わる(新陳代謝)現象を血管新生と呼ばれます。

血行を促進して全身の末梢に広がる毛細血管に酸素や栄養をどんどん送り届けることで血管新生が活発に行われるようになります!

毛細血管の血管新生はアンチエイジングにも役立つ!

サウナによって血行を促進して毛細血管の血管新生(新陳代謝)を活発にすることは美肌や育毛などのアンチエイジングに役立ちます。

新陳代謝が活発になることで細胞が生まれてから死滅して垢となって剥がれ落ちるまでの期間(ターンオーバー)が正常になりお肌の若返りに!

ゴースト血管が招く健康リスク

劣化して血流を失ってしまった毛細血管を「ゴースト血管」と呼びますが、そのゴースト血管が招く健康リスクとして挙げられるのが

  • がん
  • 認知症
  • 糖尿病
  • 高血圧

などです。肺や肝臓、腎臓など毛細血管が集中する臓器の機能を低下させることもあると言われています。

特にがん細胞は低酸素の環境を好みます。

血流が途絶えて酸素や栄養素が運ばれないゴースト血管はがん細胞にとって好都合で、ゴースト血管ばかりが増える特殊な血管新生が活発化。

それによりがん細胞が急激に増殖してしまいます。

ゴースト血管には抗がん剤が効かない?

ゴースト血管は血流が途絶えて劣化してしまった血管。がんの中にある毛細血管はゴースト血管が多く、血流がほとんどありません。

がん細胞の増殖を抑えたり、死滅させるための抗がん剤は血流に乗ってがん細胞で作用します。

血流が途絶えてしまったゴースト血管には抗がん剤の成分や免疫細胞が届きにくくなるので、大きな効果が期待できません。

結果的にゴースト血管が増えるというのはがん細胞の増殖に有利に働いてしまいます。

ゴースト血管の増殖は老化を加速させる

血管がゴースト化していくと肌の細胞が酸素や栄養不足になってしまい肌細胞の代謝サイクルであるターンオーバーの期間が乱れます。

ターンオーバーの期間が乱れて細胞が生まれ変わるまでの期間が長くなればなるほどシミやシワができやすくなります。

水分の供給も減少してしまうので肌が乾燥しやすくなったり、頭皮でも新陳代謝が弱化して毛が細く薄毛の原因にもなりかねません。

お肌の老化、頭皮のトラブルを避けるためにも毛細血管のゴースト化は避けるべくサウナを習慣化させて、日々血流を促進させるように努めることが大事です。

血流が促進することが血管新生が起こり結果的に若返りや老化を緩やかにすることにつながります。

自律神経の名医が教える医学的に正しいサウナの入り方

サウナ→水風呂→外気浴をセットにして複数回行って初めて「ととのう」

と解説されていたり、他にも様々な説があります。

そんな中で自律神経の名医、小林弘幸医師が医学的に正しいサウナの入り方としておすすめするは、とにかく暑さを我慢しないことです。

サウナに入っていて「気持ちいい」と感じる時間、水風呂に入って「気持ちいい」と感じる水温(冷たさ)であることが大事。

サウナの暑さに我慢したり、水風呂の水温(冷たさ)を我慢する必要はないそうです。あくまで解説されているのは目安。

自分のその日その時の体調によって、サウナと水風呂で気持ちいいと感じる時間は決めればOK!!

注意!!

サウナや水風呂から出てすぐに帰る、すぐに運動や食事をするというのは健康的なサウナの入り方ではないのでやめましょう!

体にとって心身を苦しめるストレスでしかないので我慢はNGです!

無理なく続けて気持ちが良いと感じるサウナの時間、水風呂の時間を見つけるのがポイントです!

MEMO

ちなみにカンニングの竹山さんはサウナに行ったらまず1回目に20分くらい入るそうですよ!私は心地よく入れるのが10分前後のなので竹山さんは倍の時間入っている!

でも、竹山さんは気持ちが良い!と感じているので問題はない、ってことになります。

サウナが苦手な人はホットヨガがおすすめ

サウナは暑すぎて無理!という人は蒸し暑い(高温多湿)空間でヨガをするホットヨガがおすすめです。

サウナほどの暑さではないですが、高温(35度前後)で湿度の高い空間で行うヨガをすれば驚くほど汗が出ますよ!

汗がたくさん出るってことは身体の血流が促進している状態です。

私はLAVAというホットヨガスタジオでホットヨガの体験したことがありますが、じんわり汗をかくというよりは1時間のセッションで大量に汗をかきました。

シャツが絞れそうなくらいに・・・。

やまだ

なかなか気持ちが良かったですよ〜!おそらくサウナと同じくらい汗をかいたんじゃなかな?

やまだ

サウナで汗を出す方が個人的には好きですけど、じわりじわり汗をかくホットヨガもありだと思いました!

\LAVAは体験レッスンがあります/

初回の体験は無料体験できますよ!

サウナで血管の筋トレができるって本当? のまとめ

順天堂大学医学部教授で自律神経の名医である小林弘幸医師によれば、サウナで血管の筋トレはできる!とのこと。

小林医師の著書を読む限り、サウナで得られる血流の改善効果が健康面でとても重要で、美容の面でもとにかく血流が大事だということがわかります。

長く健康的で美しくありたいならどっぷりとはまったサウナーとまで行かなくとも、サウナを日常に取り入れるのもおすすめです!

↓小林弘幸医師の「サウナのトリセツ」を読んだ感想はこちら

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